みゆママの幼稚園日記「第三回 もうすぐ終業式」
おとといが二回目の保育参観だった。
虹と二人で幼稚園の門をくぐり、園舎へ入ると、
「みゆちゃんのマ~マ!!」
大きな声で叫んで走ってくるのは、同じことり組のななちゃん。
うわあ、覚えてくれてるんだあ。
その後ろから、どんぐりが転がるように走ってきたみゆ。
「ママ? 何してんの~!!!」
こちらを見上げた顔が、驚きと喜びでへにょっとゆがんでいる。
教室に入り、お母さん達とおしゃべり。
ヒブワクチンの署名や、共通の友だちのことなどなど。
「さあ、教室に入って~」と先生がやってきた。
「♪先生おはよう、みなさんおはよう~」「♪ぼくの大好きなクラリネット~」「♪ポケットをたたくとビスケットが一つ~」、先生の伴奏で、みんなで三曲も歌ってくれた。
歌いながら、何度か後ろを振り返るみゆ。
先生が「♪ポケットの中には・・・、何にする?」
みゆがすかさず叫ぶ。「イチゴ!」
「じゃあ、♪ポケットの中には、イチゴが一つ~」
先生から採用され、さらにテンションが上る、あがる。
プールに入る前のお着替えでは、「ママ、やって」が出た。
「え~、いつもは一人でやってるんやろ? できるんちゃうん?」
つい文句を言うママであった。
プールではおおはしゃぎ、虹も服を脱がせ、外のふちにつかまり立ちさせた。
しぶきがかかって涼しそう。
そして、プール上がりに梅ジュースを親も子も先生も、みんなで飲んだ。おいしかった~。
「お母さん、昨日、お子さん達に『明日、梅ジュース飲むし、お母さんのコップ、持ってきてください、ってお母さんに言うてや』と伝言したんですけど、おうちで言ってました?」
え~?!言ってた、いってた、そうか、そのことだったのか。でも、「何それ、ママのコップ?みゆちゃんのコップやろ、ちゃんとあるで」と訳がわからず、却下してたわ。わああ、ごめん、みゆちゃん。
ということで、みゆは持参のコップ、母は園のプラスチックのコップで梅ジュースを飲んだのでした。
その後も、水のみ場に「ママ、一緒に来て!」と引っ張っては、うがいする姿や、石けんで上手に手洗いする姿、ご飯もぺろっと食べて、「見て~」といっぱいいっぱい、すごいところ見せてくれました。
「うわ~、すごいみゆちゃん」
「そんなこともできるの? 知らんかったわ」
母のことばに鼻の穴を大いに膨らませたみゆでした。
そして先生からの「四月からのこの三ヶ月、お子さんも、そしてお母さんもお疲れ様でした」
の一言に、はあ~、と肩の力が抜けるようでした。
四月から、泣いたり笑ったり怒ったり、こんなこともできるよ、あんなこともしてるんだよ・・・みゆがこんなにいろんな姿を見せたいのは、私なんだな、毎日ガーガー怒ってるときもあるのになあ・・・、ああ、わが子ってすごい。
終業式まで、あと少し。
ある意味、そのあとが本番ですが、夏の訪れと子どもの成長を感じる今日この頃です。

