森の中の卒園式 4月
私のアトリエに通っているお子さんが 卒園式を迎え、「素敵な卒園式でした」と、お母さまから 添付メールが届きました。
芽膨らむ木々の間から撮られた写真には、 森の中で卒園証書を園長先生から受け取る情景が写っていました。 引率の先生と枯れ葉の絨毯を歩いている様子の写真もあり 今の時代になんて贅沢な卒園式だろうと 感動しました。
木々の中で 小鳥のさえずりや 頬には少し冷たい春風が舞い 枯れ葉踏む音が聞こえてきそうでした。
もちろん 卒園証書を受け取る演台は素朴な 丸木のような机。いつも目にしているような垂れ幕や立派な生け花はありません。
それ以上の演出が施されている情景は、私に、忘れがちな大切なこころの風景を教えてくれました。
子供たちは、これから成長する中で、どこからともなく湧き上がる言いようもない感覚に やさしくなれたり 感動する気持ちを持つことができるのではないかと思いました。
その中で育ってきたせいなのか アトリエの創作する意欲は とても前向きで1つのことから たくさんの広がりを考えながら 挑戦する作業があります。
作品を作る過程を楽しみ、素材を扱う工夫を私に教えてくれます。思いもよらない発想や発展する力は この森の中で教わったのかなぁと思いました。

