みゆママの幼稚園日記「第二回 初・保育参観」
みなさん、こんにちわ、フジノです。
今日は初の保育参観に行ってきました。
保育参観と言うのは、小学校で言う授業参観のようなものです。
親が教室まで行って、子どもの普段の姿を見せてもらい、
先生のお話を聞く、というアレですね。
さらに、今回は、各クラスから学級委員選出(幼稚園は文部科学省管轄の「学校」なので、「PTA」もあるのです!)もあると聞き、「もし必ず役をやらねばならないのなら、先手を打って(?)書記に立候補しようか。いきなり会長とかになったら大変だしな~(←冷静に考えれば、新入生の親が会長なんて普通ありえないのに、興奮のあまり妄想している)」などど画策しつつ、臨んだ初・保育参観なのでした。
朝起きると、晴天。気持ちのよい陽気の中、ベビーカーを押して家を出ました。
幼稚園の手前の坂まで来ると、いるいる、自転車に乗ったお母さん、私と同じく、下の子を連れたお母さん・・・。みんなで一列になって坂を上っていきます。
かんぬきを外し、門を入ると、園舎のなか、子どもの元気な声がいっぱいに響いています。
ベビーカーからコウを降ろし、顔見知りのお母さんや担任のイケダ先生に挨拶しつつ、「さて、ミユちゃんは・・・?」。姿を探しましたが、なかなか見つからない。
副担任のトミタ先生に、「すみません、ミユ見ませんでした?」と聞くと、一緒に探してくれました。
「あの、ミユ、どうですか? この三月まで保育園に行っていたので、集団生活の経験はあるんですけど・・・」
「ああ、通りで~。ミユちゃん、こないだの延長保育のときも、慣れている感じだったので、そうじゃないかと話していたんですよ」
そう聞いてホッとする母。と、
「あ、でもミユちゃん、人から触られるの苦手ですか?」
「? 人からですか?」
「ハイ、こないだ、年長さんが、肩を後ろからトントン、ってしたら、『イヤ』とふりはらっていたようだったので・・・」
「ん~、遊びに夢中になっているときは、手を出されるのをイヤがったりすることはあるんですけど・・・」
と話していて気がついた。
「あ、もしかして、それは私の癖を真似しているのかもしれません。家で仕事をしているので、つい夢中になってるときに抱きつかれると、『ミユちゃん、止めて!』『ママ、一人にして』と言って体からゆすぶり落としちゃうときがあるんですよ」
などど話しながら、お庭を一回りして、受付のタタキまで戻ってくると、いたいた、ちっこい体に満面の笑みを浮かべて、「ママ!」と振り向いたミユ。
ちょうどそこで担任の先生から「お部屋に入ってくださ~い」の声。
ミユと手をつないで、靴を脱ぎ、お部屋に入って見学することにしました。が・・・。
お部屋では、弧を描くように並べられた椅子に子ども達が着席しかけているところ。
「ミユちゃんも座ろっか?」声をかけると
「イヤ、ママのお膝がいい」
「え~、でもみんな椅子に座ってるじゃん。ママ、後ろにいるからさ」
そう言った途端、
「・・・イヤ~~~(号泣)」
床にうつぶして、激しく泣くミユ。
もう登園してから10日過ぎてるんですけど、まさか毎日これですか?
驚きつつも、仕方ないので、コウを床に置いて、ミユを抱っこ。
そのままヒザに抱かれたまま、先生から差し出されたさまざまなシールのなかからお気に入りの一枚を選んだミユでした。
続いて、講堂での先生紹介。
離れないミユと手をつないで、講堂へ。
園長先生ほか、すべてのクラスの先生が、自己紹介してくれました。
入園式の時にも一度教職員紹介はありましたが、まだお名前とお顔が一致していないので、ありがたい。
そこで、コウを出産したM助産院のスタッフのマツモトさんを見つけました。
「キイチくんは?」
「うん、元気元気。もうずっと通ってるからね~」
「いいなあ、うちは抱っこ抱っこだよ」
「コウちゃん、抱っこしててあげようか」
「え、いいの!?」
「泣いたら連れて行くから、ミユちゃん抱っこしてあげて」
「ありがとう(T_T)/~~~」
こうして、違うクラスのお母さんにニコニコと抱かれて行ったコウでした。
再びお部屋に戻って、先生から、園バスでの登園時の連絡の仕方や、絵本の貸し出しについての説明を聞きました。
待ちきれず、お弁当を開いて食べ始める子たちもいるなか、ミユはこれでもか~とくっついてくる。「ミユちゃん、おべんと、食べたら?」「イヤ。ママと一緒に食べる」おなか空いてるだろうに、頑固に言い張るミユ。降ろそうとすると、また「エーン」と涙がこぼれるので、抱っこ。
気になる学級委員選出は、お二人のお母さんが立候補してくれて、あっさり決まりました。妊婦さんや未就園児のいるお母さんは、子どもの手が離れてから役をするようにしているのだそう。妄想は無用でした(^_^;
そして、お話が終わり、ミユと一緒にカバンのあるロッカーまで行きました。既に食べ終えた子どもたちはどんどんお外に遊びに行っています。
しっかりした手つきで、カバンからお弁当とコップの袋を取り出し、自分の椅子に腰掛け、お弁当袋からお弁当を取り出し、箸箱を取り出し、そこから箸を出して、お弁当箱の蓋を開け、サンドイッチをつまんで、パクリ。
「うわ~、一人でできるやん!」
単純に感動する母に向かって、これを見せたかったんだといわんばかりに笑ってみせるミユ。
「すごい、凄い」
家でもしていることだけど、外でするのを見ると、ひとしお深い感動に浸る母でした。
調子よく、パクリパクリと食べていくなか、お友だちはどんどん席を立ち、とうとう、隣の席のタイヨウくんとミユの二人を残すのみとなりました。
この二人、三月生まれの小さめの体つき、そしてショートカットと何となく似通った雰囲気があります。広い机に並んで座った後姿、何かほのぼのとしています。
ここにトミタ先生が声かけで応援に駆けつけてくれます。
途中まで来て、「もう食べない」と言うミユに、ママも「え~?!残すの?エーン、ママ悲しいよう、エーンエンエン」と泣く演技で対抗。
「お母さん泣いてるよ、あ、ミユちゃん食べてる食べてる、そうそう、ああっ、全部食べた~」とトミタ先生もからんでくれて、無事「見て!ピカピカ!!」と誇らしげに食べ終えたミユでした。
「クラスではほとんど泣いてるとこみたことないです」
と担任のイケダ先生。
「そうなんですか? じゃあ、今日はたっぷり涙をサービスしてくれたんだ」
おしゃべりする横で、おおっ、女の子同士の本の取り合いが始まった。
ミユとワカナちゃんが、絵本をとりあって「イヤ、イヤ」の応酬、そして胸を押しのけられて、小さいミユがひっくり返った~ウワーン!!!
「向かっていきますね、ミユちゃんは。芯の強いお子さんですね」
さて、ママはそろそろ帰ろうかなあ、おなかも空いたし、と立ち上がると、「ミユちゃんも」と追いかけてくるミユ。
「ミユちゃんはバスでしょ?」
「イヤ、バス乗らない」
再び頑固に言い張るミユ。
「え~、そんなこと言ったらバスの運転手さん、悲しがるで。運転手さんのところ言って聞いてこよ」とミユを抱え上げたイケダ先生。
受付の横で、顔見知りのお母さんと立ち話していると、
「お母さん、ミユちゃん、納得しました」とイケダ先生。
「バスの運転手さんのところまで行ったら、『バスで帰る』だそうです(^^)」
子どもの「イヤ」も扱い方次第だなあと、ベビーカーを押して坂を下りながら思いました。
そんなこんなの幼稚園生活、次回は「親子遠足」です。お楽しみに(*^_^*)。
