6月6日に近所の児童養護施設を見学する機会がありました。赤ちゃんから高校生まで約200名の子どもたちが生活している場所を見せていただきました。8割以上の子どもが虐待で親と暮らせず施設にいるとのことをうかがい、胸の詰まるおもいでした。一緒に見学をされていたお母さん方も施設を案内してくださった先生のお話に涙を流される場面もありました。子どもたちのために24時間体制でお世話をする職員の方々の熱意に感動しました。子育てママにっては、他人事と感じられないような心に響くものがありました。
今週は、 その施設内に保育園があり、ボランティアとしてうかがってきました。どんなボランティアかというと・・・。
施設にいる子どもたちは、お母さんの膝にすわって、ぎゅっと抱きしめてもらう機会がほとんどないのです。そこでボランティアのママたちが自分のお膝を提供にいったわけです。残念ながら目標としていた子ども一人にママ一人という1対1には少しママが足りませんでしたが、子どもたちはとても喜んでくれました。幹事の方いわく、このボランティアを行った日の夜は子どもたちがぐっすり眠ってくれるんだそうです。
1時間ほどの時間でしたが、一人のお子さんと、工作したりゲームをしたり、楽しくすごしてきました。若いお姉さんの抱っことはやはり違うらしい・・・!?、子育てママならではのボランティアでした。
みなさん、こんにちわ。
梅雨らしい曇り空が続きますが、お元気ですか?
特に夕方、みゆのお迎えの帰り道が、今にも降り出しそうな空模様だと、あ~降らないうちに帰りたい、とつい急ぎ足になっちゃったりする毎日です。
さて、今日の午前三時。
草木も眠るこの時間に、突如みゆの夜泣きが始まりました。
「イヤ~!イヤ~!イヤ~!」
エーン、エーンなどというかわいらしいものではなく、何やら激しく抗議しています。怒っています。どうしたのという声かけも耳に入らないようで、抱き上げようとしたわたしの手も振り払い、ただただ「イヤ~!」と叫びながら涙を流すみゆ。
「みゆちゃん、何がイヤなの?教えて~」
繰り返し呼びかけると「いし~、・・・いし~」と切れ切れのことばが聞こえてきました。しかも、「いし~、ひとりにして、ひとりにして!」とのセリフが・・・。
・・・もしかして、昼間、保育園からの帰り道、石を拾っていたのを途中でやめさせたの、根にもってんの?
今にも降り出しそうに暗くなった空のもと、雨が降る前に帰りたいの一心で、道草大好きな彼女の石拾いを「もういいでしょ!石はひとつだけ。早く行くよ」とせきたてて、立ち上がらせたのでした。
・・・あれか。しかなたないなぁ。
抵抗するみゆを抱き上げ、リビングに移動して電気をつけ、とりあえずうちにあった石(みゆのコレクション)をテーブルに並べて「いし、あるよ」と説得を試みるも聞く耳持たず。
こりゃ、どうしようもない。座布団にひっくり返って「うわ~っ!うわ~っ!うわ~っ!」と号泣する彼女をそのままに、隣の部屋に避難して、耳栓をする母。友だちから借りたフリーペーパーを読み返していると、ようやく泣き止んだみゆが開け放しておいたドアから顔を覗かせました。
「・・・抱っこ」
膝の上によじ登り、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔をパジャマの胸に押し付けてくるみゆ。
「・・・みゆちゃん、石拾いたかったのかな」
話しかけると、耳を傾けている気配がしました。
「せっかく拾ってたのに、途中で邪魔して悪かったね。ごめんね」
ママのことばにコクリとうなづくみゆ。あ~、よかった。
「・・・じゃ、寝よっか」
しかし、ここでなぜか再び泣き出すみゆ。あわてて
「もっかい石で遊ぶ?」と聞くと、泣き声が止まりました。
リビングに戻って、再度机の上の石を見せると、ニコニコ顔でザーッと広げだすみゆ。
ちょっと、ちょっと、今は午前三時半ですよ~。
「み、みゆちゃん、じゃあ、好きなのベッドに持っていこっか?」
「・・・うん」
苦し紛れの提案に、うなづいたみゆ。石を3つほど握り締め、「あとは明日ね~」の声にもご機嫌なまま、ベッドにコロリと横になり、しばらくするとスースー寝息を立てていたのでした・・・。
めでたし、めでたし。
こんなみゆの姿から、相手の謝罪を受け入れられるかどうかって、思いが叶わなかった悔しさを存分にぶちまけられたかどうかとも関係してるんだなあ、と思いました。
そして、自分の姿を顧みて、うれしさや楽しさに比べて、悔しさや怒りや悲しみって、つい後回しにしてなかったかなあ、とちょっと気づかされた出来事でもありました。
どれだけうれしかったのかとか、どれだけイヤだったのかっていうのは、本人にしかわからないことだし、それを表現できるのも本人しかいないんだよね。
原さんがよく、気持ちを解放してほしい、って言ってるのは、こういうことともつながっているのかなと思ったフジノでした。