色のアトリエ

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2008 年 7 月 3 日

みゆちゃん子育て日記1

カテゴリー: 子育て — fujino @ 3:37 PM

みなさん、こんにちわ。
梅雨らしい曇り空が続きますが、お元気ですか?
特に夕方、みゆのお迎えの帰り道が、今にも降り出しそうな空模様だと、あ~降らないうちに帰りたい、とつい急ぎ足になっちゃったりする毎日です。

さて、今日の午前三時。  
草木も眠るこの時間に、突如みゆの夜泣きが始まりました。
「イヤ~!イヤ~!イヤ~!」
エーン、エーンなどというかわいらしいものではなく、何やら激しく抗議しています。怒っています。どうしたのという声かけも耳に入らないようで、抱き上げようとしたわたしの手も振り払い、ただただ「イヤ~!」と叫びながら涙を流すみゆ。
「みゆちゃん、何がイヤなの?教えて~」
繰り返し呼びかけると「いし~、・・・いし~」と切れ切れのことばが聞こえてきました。しかも、「いし~、ひとりにして、ひとりにして!」とのセリフが・・・。

・・・もしかして、昼間、保育園からの帰り道、石を拾っていたのを途中でやめさせたの、根にもってんの?
今にも降り出しそうに暗くなった空のもと、雨が降る前に帰りたいの一心で、道草大好きな彼女の石拾いを「もういいでしょ!石はひとつだけ。早く行くよ」とせきたてて、立ち上がらせたのでした。
・・・あれか。しかなたないなぁ。
抵抗するみゆを抱き上げ、リビングに移動して電気をつけ、とりあえずうちにあった石(みゆのコレクション)をテーブルに並べて「いし、あるよ」と説得を試みるも聞く耳持たず。
こりゃ、どうしようもない。座布団にひっくり返って「うわ~っ!うわ~っ!うわ~っ!」と号泣する彼女をそのままに、隣の部屋に避難して、耳栓をする母。友だちから借りたフリーペーパーを読み返していると、ようやく泣き止んだみゆが開け放しておいたドアから顔を覗かせました。

「・・・抱っこ」
膝の上によじ登り、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔をパジャマの胸に押し付けてくるみゆ。
「・・・みゆちゃん、石拾いたかったのかな」
話しかけると、耳を傾けている気配がしました。
「せっかく拾ってたのに、途中で邪魔して悪かったね。ごめんね」
ママのことばにコクリとうなづくみゆ。あ~、よかった。
「・・・じゃ、寝よっか」
しかし、ここでなぜか再び泣き出すみゆ。あわてて
「もっかい石で遊ぶ?」と聞くと、泣き声が止まりました。
リビングに戻って、再度机の上の石を見せると、ニコニコ顔でザーッと広げだすみゆ。
ちょっと、ちょっと、今は午前三時半ですよ~。
「み、みゆちゃん、じゃあ、好きなのベッドに持っていこっか?」
「・・・うん」
苦し紛れの提案に、うなづいたみゆ。石を3つほど握り締め、「あとは明日ね~」の声にもご機嫌なまま、ベッドにコロリと横になり、しばらくするとスースー寝息を立てていたのでした・・・。

めでたし、めでたし。

こんなみゆの姿から、相手の謝罪を受け入れられるかどうかって、思いが叶わなかった悔しさを存分にぶちまけられたかどうかとも関係してるんだなあ、と思いました。
そして、自分の姿を顧みて、うれしさや楽しさに比べて、悔しさや怒りや悲しみって、つい後回しにしてなかったかなあ、とちょっと気づかされた出来事でもありました。
どれだけうれしかったのかとか、どれだけイヤだったのかっていうのは、本人にしかわからないことだし、それを表現できるのも本人しかいないんだよね。
原さんがよく、気持ちを解放してほしい、って言ってるのは、こういうことともつながっているのかなと思ったフジノでした。

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